ボイラーを使う事業所などでは、ボイラーの伝熱面積に応じた階級の資格を保有したボイラー技士を選任することが法令で決められています(一部例外を除く)。そのため、ボイラー技士の資格は国家資格となっており、取得するにはそれぞれの階級に応じた十分な知識と技術を身につけなければなりません。
ボイラー技士の中で、最も低い階級なのが二級ボイラー技士です。伝熱面積が25㎡未満のボイラーの取り扱いができます。対象となるのはボイラーを使った冷暖房機器や給湯機器です。活躍の場は限定的ですが、より上級のボイラー技士へのステップアップを目指す場合、避けて通ることはできない資格となっています。